2019年11月19日に放送された【林修の今でしょ!講座】では、いま大ブームの「豆乳」が特集されました。番組で紹介された豆乳に隠されたさまざまな効果をまとめました。教えてくれたのはイソフラボン研究の第一人者である東京農業大学 応用生物学部 食品安全健康学科教授の上原万里子さんです。
豆乳の無調整と調製の違いは?
スーパーに並ぶ豆乳。調製と無調整豆乳の違いは何でしょうか?ポイントは漢字。製と整の漢字が違います。
無調整豆乳は添加物なし。味などの調整をしていない
調製豆乳は、砂糖や塩を加え飲みやすく調製をしている
より健康に気をつけるためには、カロリーも低めの無調整豆乳がオススメだそうです。
豆乳の何がカラダにいい?
豆乳の効果として代表的なのは、「筋肉をつくる」です。豆乳に含まれる大豆タンパク質には筋肉を増やす効果があるようです。これも、調製豆乳よりも無調整豆乳のほうがタンパク質の量が多いとのこと。
さらに、大豆イソフラボンにはがんを予防する効果が期待できるとのこと。
大豆イソフラボンは液体の豆乳のほうが吸収率が高いようですので、おすすめです。
低カロリーでタンパク質が効果的に摂取できるため、肥満予防にも効果的ですね。大豆製品の全般に言えることですが、豆乳もダイエットにも適した食品ですね。
豆乳を料理に使う時のポイントは?
【林修の今でしょ講座】では豆腐専門店の方が、豆乳を料理に使う時のポイントを説明されていました。それは…
豆乳鍋を作るときのポイントは、豆乳が沸騰しないように最後に入れる
まずは出汁だけでひと煮立ちさせ、具材に火が通ってから、豆乳を投入する必要があります。なぜならイソフラボンは95度以上で減ってしまう可能性があるからです。さらに大豆タンパク質も65度で固まってしまうため、沸騰させないのがとても大事です。
また、牛乳の代わりに豆乳を入れる、【豆乳とチキンのクリームシチュー】もおすすめのレシピです。動物性と植物性のタンパク質を同時に摂取することで、筋肉の衰えを効率的に防げるとのこと。
ぜひぜひ、おうちで試してみたいですね。
おすすめの豆乳飲料は?
味付けされて飲みやすいのが豆乳飲料。番組で特におすすめされていたのは?
便秘 → きなこ豆乳(食物繊維)
豆乳製造のプロセスで失われる食物繊維をきなこでカバーできる
高血圧 → 黒ごま豆乳
イソフラボンとセサミンのWパワーで血圧を下げる
感想とまとめ
身近な食品である「豆乳」ですが、【今でしょ講座】でたくさんの新情報を知れました。番組で紹介されたレシピもぜひ試してみたいですね。